昨日から、8月がスタートしました。
当社では、夏休みを利用してのインターンシップを実施します。
今日も、1日インターンシップで学生さんを1名受け入れしました☆
当社ではこの夏で、5日インターンシップを2名、1日インターンシップを4名、
受け入れる予定になっています。
社会情勢に詳しい方は、「あれ?」と思ったかもしれません。
実は1日インターンシップには、様々な考え方があり、疑問の声が上がっています。
その部分を、簡単に書かせていただきます。
経団連が2011年3月に改定・発表した「採用選考に関する企業の倫理憲章」では、2013年度新卒採用からインターンシップに厳格な規制を設けることとしました。
以下、一部を引用します。
・ インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を提供するために実施するものである。
したがって、その実施に当たっては、採用選考活動(広報活動・選考活動)とは一切関係ないことを明確にして行うこととする。
・ 学生の就業体験の提供を通じた産学連携による人材育成を目的とすることに鑑み、当該プログラムは、5日間以上の期間をもって実施され、学生を企業の職場に受け入れるものであること。
・ 採用選考活動と明確に区別するため、告知・募集のための説明会は開催せず、また、合同説明会等のイベントにも参加しない。
・ インターンシップに際して取得した個人情報をその後の採用選考活動で使用しない
この倫理憲章の文言が意図することを分かりやすく説明すると。
これによって、インターンシップの捉え方がある程度明確に規定され、
当社で行うような1日インターンシップは、インターンシップではないという考え方になっています。
参加対象者は就職活動をする大学3年、院1年に限定せず、
1、2年生でも参加できるようになりましたし、この趣旨は当然間違っていないと思います。
本来の「職場体験」にスポットを当てるのは、正しいことだと思います。
だからこそ、当社では「いろんな体験の仕方があってもいいではないか」
という考えに行き着きました。
当社では、5日間のプログラムと、1日のプログラムを双方準備し、
学生さん自身に選んでいただくスタイルで、インターンシップの募集をさせていただきました。
そこでご応募いただいたのが、今日来ていただいた学生さんであり、この後来てくださる学生さんです。
「働く」ことは、まだ働いていない学生さんにとって、とても不安だと思います。
動かず悩むより、動いてまた悩む方が、その人の力になるのではないでしょうか。
だからこそ、私たちは私たちのできる形で何か力になれたらと思っています。
せっかくの夏休みを、1日ないし5日、当社のインターンシップに当ててくれる、
その貴重な時間をもらっているのだから、私たちも精一杯頑張ります!!
担当/露成
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